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一粒のタネから広がる未来 ~TAKII Staff VOICE~

12.03.21

【特集】春植えにぴったりの花 ~ダリア(続編①)~

~ダリア(続編①)~

3月も終盤に入ろうとしています。過ごしやすい春の訪れも、もうすぐです。 今回は、鉢植えでも花壇でも楽しめるダリアの栽培についてご説明いたします。

~栽培に適した環境~
メキシコの高原を原産地とするダリアは、冷涼で日当たりがよく、湿気を保ちつつも排水のよい土壌を好みますが、日本全国、工夫次第でどこでもよい花を咲かせることができます。
第一条件として排水をよくすることが大切です。天候はその年によって異なりますが、気温の高い地方ではマルチングや遮光ネットなどを使用し、散水によって高温から守ります。また、風通しがよくないと、病害虫が発生しやすくなるので注意が必要です。

~植え付け時期と植え付け方~
寒冷地では、遅霜の心配がなくなる5月初旬~6月下旬が植え付けの適期で、早いものは梅雨時に開花し、秋と同様冴えた花を咲かせます。
暖地では、3月中旬と6月の二度、植え付け期があります。3月の早植えにすると、5月下旬~6月に開花がみられますが、夏場、急激に生育が衰え、切り戻しなどが必要になります。6月の植え付けは、夏場、夜温の下がる前の夕方に散水し、株を休ませてから行います。生育条件の整った9~11月に最盛期を迎えるようにします。

~よい球根の選び方~
よい花を咲かせるには、病球根を除き、育種年数の新しい球根を選ぶのが基本です。

~元肥と追肥~
植え付け時、石灰などで土壌改良し、元肥はチッソ、リン酸、カリの三要素を含む有機質のもの(もしくは化成肥料)を使用します。ダリアの根は浅く広く伸びる性質があるため、肥料は前面散布します。長期間にわたって次々と開花しますので、肥料過多でも失敗は少ないでしょう。むしろ、肥料が少ないと貧弱な枝立ちとなり、花の生命を短くします。
また、追肥も必要です。追肥は、東北では気温の低下する8月下旬、関東以西では9月中旬ごろがよいでしょう。そのころ、1番花を咲かせた根は広く浅く伸びているので、ダリアの葉の先端の垂直線下の位置を、鍬や移植ゴテで浅く掘り起こし、2~3握りの有機質肥料(もしくは化成肥料)を施します。

いかがでしたか? 次回はダリアの最終回です。仕立て方や暖かくなったら増えていく病害虫対策などについてご説明いたします。

みなさんのお役に立つ情報をたくさんご提供して行ければと考えております。
どうぞ、宜しくお願い致します。

タキイ種苗㈱広報担当

タキイ種苗㈱広報担当

【写真左】松本 麗(マツモト レイ)
出身地:滋賀県
好きな野菜:こどもピーマン
好きな花:ユ-ストマ
マイブ-ム:コ-ラ

【写真右】井上 匡子(イノウエ キョウコ)
出身地:奈良県
好きな野菜:トマト
好きな花:ガーベラ
マイブ-ム:中国茶

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タキイ種苗㈱ 1835年(天保6年)の創業以来、野菜や草花のタネ・苗から便利で役立つ農園芸グッズまで幅広く取り扱っています。弊社の代表的な品種に、野菜ではトマト『桃太郎』、草花ではヒマワリ『サンリッチ』シリ-ズなどがあります。これからも、国内外の農業生産者・消費者のニーズに合った新しい品種の育種・開発に努め、世界の「食」と「農業」を支えていきます。
Voice Index
~第62回2.野菜を育てよう おてがる菜園~
~第61回1.野菜を育てよう おてがる菜園~
~第60回2.野菜を育てよう 袋栽培《秋》ハクサイ~
~第59回1.野菜を育てよう 袋栽培《秋》ダイコン~
~第58回 ひまわりの栽培 『サンリッチひまわり』の栽培にチャレンジ!~