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だから、言わんこっちゃない ~EEIE Editor's VOICE~

12.08.29

高知県へ「よさこい祭り」を見に行ってきました。

残暑お見舞い申し上げます。
猛暑日の厳しい暑さが続いた今年の夏も、8月も末になって、大分過ごしやすくなってきました。週末に散歩すると、山々にはもうちらほらと、わずかですが秋の訪れも。
子どもの頃に感じていた長い夏休みの終わりの切なさと同じで、いくつになっても、夏の終わりのこの時期は何だか切なく、過ぎ去ろうとする夏の感慨にふけってしまいます。
皆さんは今年の夏の想い出はたくさんできましたか?

小さな子どもたちを含む老若男女の踊り子たちが、チームことの派手な衣装と化粧で、両手の鳴子を打ち鳴らしながら、市内の演舞場や商店街を踊り周ります。

私事ですが、今年の夏は、8月9日〜12日にかけて行われた高知の「よさこい祭り」に合わせて、高知県まで家族で旅行をしました。
まずは海水浴をするべく、最初の目的地の四万十町の興津へ。
大阪から高速で、山陽道から瀬戸大橋を渡って四国へ。高松自動車道から高知自動車道を走って終点の須崎西ICまで。そこからさらに国道56号線と県道52号線を突っ走ること、延べ約450km。渋滞もあって、7時間のクルマの旅は、身体とクルマが一体化して、"自分の身体の一部がクルマになっている"状態。かのフランスの哲学者、モーリス・メルロ=ポンティの言うところの「運動における私の決意と私の身体との関係は、魔術的な関係なのである。」(『知覚の現象学』より)というのを体現した時間でした。

『日本の白砂青松100選』にも選はれている興津海水浴場。海水浴客も少なく、のんびり楽しめました。

たまたまクルマのエアコンが壊れていたこともあり、興津に着く頃には子ども達はぐったり。
1日目はそのまま、倒れ込むように就寝。

2日目は興津海水浴場で丸1日、海水浴を楽しみました。
この興津海水浴場は東西2kmにわたって白砂青松が続く、風光明媚な海岸で、『快水浴場100選』や『日本の白砂青松100選』にも選ばれている、透明度が高く遠浅の海水浴場。
子ども達は1年ぶりの海水浴を満喫したようです。

海に沈む夕日を見ながらのお食事。丸1日泳いで、2人ともちょっと疲れたかな!?

3日目は、高知市内まで移動して、よさこい祭りを見学です。
よさこい祭りは、毎年8月9日の前夜祭から、8月10日と8月11日の本番、8月12日の後夜祭の4日間にわたって高知市で開催され、高知市内各所に設けられた競演場や演舞場などで、150を超えるチームの1万5000人以上の踊り子が踊りを繰り広げます。四国三大祭りの一つとして知られる、高知の夏の風物詩で、期間中の観光客は約100万人にも及びます。

演舞の各チームは、トラックにPAなどの音響機器を搭載した地方車(じかたしゃ)と呼ばれるトラックが先導し、その後ろに老若男女の踊り子が連なって、高知市内の商店街や演舞場を周りながら踊ります。踊りの囃子は、盆踊り調の昔ながらの祭り囃子から、サンバやロック、ヒップホップ、演歌調まで、各々のチームにより様々で、振り付けも囃子によって様々。
高知の人々はよさこい祭りが行われるこの4日間は1年のうちで最もハレになって、歌い踊り、呑み喰いして、街中が盛り上がります。

「土佐の高知のはりまや橋で坊さんかんざし買うを見た」の『よさこい節』をアレンジした囃子に乗せて、踊り子が演じ踊る様は勇壮です。

地方車から鳴り響く爆音とおもいおもいの衣装で鳴子を手に踊り演じる踊り子が次から次へと大通りや商店街を行き来する様は、さながら1990年代〜2010年までベルリンやサンフランシスコをはじめ世界各地で行われていたレイヴイベント「ラブパーティー」さながら、といった感じ。踊り子の皆さんも観客も、みんな年に一度の祭りを楽しんでいました。

わずか2泊3日の小旅行でしたが、子ども達はつかの間の夏休みを満喫したようです。
旅行から帰った次の日には、全身真っ黒に日焼けした肌がひりひりして痛いのと、たまった宿題にうんざりしていましたが...。

今年の夏には他にも、20歳過ぎの頃に風来坊のごとく生きていた私を今生きている世界に誘ってくれた亡き恩人の命日で懐かしい諸先輩方と久々に酒を酌み交わしたり、40歳も半ばにして初めてアイドルにずっぽりはまってしまったり(この夏に西武ドームで公演した、あのZです...)、他にもいろいろとありましたが、あと残すところ少しの今年の夏の最後は、9月7〜9日に行われる『TOKYO JAZZ FESTIVAL 2012』。
ボブ・ジェームスに、スティーヴ・ガッドに、イブラヒム・マーロフに、ジョー・サンプルに、マーク・ターナーに、なんといってもの我が神、オーネット・コールマン!
御年82歳の尊師を見れるのは、これが最後かも!? 今から楽しみです。

毎年、ちょっと切なくなる夏の終わりから、もう実りの秋はすぐ近くに。
暑かったこの夏の日々が、秋に何らかのカタチになって実ってくれるといいのですが...。
40歳を廻った頃から、秋の実りの不作に悩まされる、ここ数年。今年はいかに...。

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エルマガジン社/EEIE エディターズ 「快適できれいなくらし」の姿を追い求め、日々、取材や編集に明け暮れるエルマガジン社EEIEエディターチーム。三者三様なパーソナリティを全開に、仕事漬けの毎日で、自らの家庭での暮らしは「快適できれい」とは正反対のところが悩みの種…。
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秋の終わりの、山陰の旅。