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だから、言わんこっちゃない ~EEIE Editor's VOICE~

12.04.18

春の北野をどりに行ってきました。

京都の春を告げるイベントといえば、花街の"春のをどり"。
京都には5つの花街(かがい)がありますが、そのなかで、京都最古の花街である西陣・上七軒で開催される「北野をどり」をトップバッターに、4月には祇園の都をどり、宮川町の京おどり、5月には先斗町の鴨川をどり、と約2カ月間、京都の春は、ひときわあでやかな花街の舞台に彩られます。

これまで10年以上京都に住んでいながら、なかなか行く機会に恵まれず、気がつけばもう終わってる...ということが多かった編集K。今年こそは行きたい!と意気込んでいたところに、取材の話が舞い込んできて、この春ようやっと、北野をどり初体験と相成りました。

会場となる歌舞練場とは、舞妓さんや芸妓さんが演舞を披露する特別な劇場のこと。私がおじゃました「北野をどり」の会場である上七軒歌舞練場は、北野天満宮の門前に栄えた花街にあり、明治30年代の建築とされる由緒ある建物。赤い提灯が揺れる雅な雰囲気の建築にドキドキです。
入り口から渡り廊下を案内され、2階にあるお茶席へ。ここでは、舞妓さんがお茶のお点前を披露してくれます。間近で見る舞妓さんは、髪飾りやお衣装も本当に素敵! お菓子は北野の老舗「老松」の上用饅頭。お皿は記念品として、持ち帰れるんですよ。

今年の北野をどりは3幕構成。幕が上がると、劇と舞があでやかに披露されます。
1幕目の舞踏劇「愛してはならぬ人」は、昭和38年に北野をどりで初演され、当時札止め(売り切れ御免)になるほどの大好評を得たという奥州を舞台にした創作民話劇です。後半は「常磐の寿ぎ」という純舞踊と、フィナーレの「上七軒夜曲」を2幕続けて。幕が上がった瞬間にどっと歓声が上がるほど、華やかな舞妓さんの花笠の踊り。もう釘付けです。そして北野をどりでおなじみの「上七軒夜曲」は、揃いの黒裾引姿の芸妓と、色とりどりの華やかな衣装の舞妓が全員で踊るあでやかなフィナーレ!
約1時間20分の北野をどりはあっという間。幕が下りたあともうっとりと夢見心地。観劇後の余韻に浸りながら、花街の雰囲気を満喫しました。

4月は祇園の「都をどり」、宮川町の「京おどり」、5月には先斗町の「鴨川をどり」とまだまだ春のをどりが続きます。京都の春、名所でお花見もいいですが、今年は少し大人な楽しみ、いかがですか?

北野天満宮の梅は満開! 甘ずっぱい香りが一面に。
北野をどりは今年で60回目を数える歴史のあるイベントです。
上七軒歌舞練場は、京都でも数少ない寝殿造の美しさが特徴。

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エルマガジン社/EEIE エディターズ 「快適できれいなくらし」の姿を追い求め、日々、取材や編集に明け暮れるエルマガジン社EEIEエディターチーム。三者三様なパーソナリティを全開に、仕事漬けの毎日で、自らの家庭での暮らしは「快適できれい」とは正反対のところが悩みの種…。
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