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だから、言わんこっちゃない ~EEIE Editor's VOICE~

11.02.16

日常から解き放たれる、趣味の時間って大事です。

大寒も過ぎて、ようやく春らしい日差しを感じられる日も出てきましたね。三寒四温、少しずつ暖かい日が増えてきたように思います。取材先から帰社する夕方、ちょっとずつ長くなる日に、春の足音を感じる編集担当Kです。

皆さんは、趣味の時間は週にどのぐらいお持ちですか?
私は20代の頃は編集の仕事が趣味のようなもので、これといった趣味を持たないワーカーホリックだったのですが、7年前に「これは一生続けたい!」と思える趣味に出合いました。それが茶道です。うつわや日本画、お花、お寺や神社が好きな私にぴったりの習い事だったのです。伝統があり堅苦しく、敷居の高い、お金持ちだけに許されるお稽古事のように思われがちですが、そんなことはありません!

私は幸い、とてもよい先生に恵まれて(お茶を習う上で、先生との相性というのが最大の問題といっても過言ではありません!)月2回のお稽古が楽しみで仕方がありません。御年89歳の先生は背筋がしゃんと伸びた、とても素敵な老婦人です。言葉遣いやしぐさがとてもたおやかで、かつ理論的な考え方でお茶をご指導くださる才媛。その上とってもチャーミングなのです。 今回、先生に特別に許可をいただき、お稽古の一部を撮影してきました。

お茶をいただくのも、立派なお稽古。はじめはそれがうれしくて通っていたようなものです(笑)。これはお薄。お茶碗の由緒を伺うのも楽しいひとときです。
冬の間、お茶花は椿と決まっています。写真はあけぼの椿。初冬から初春までさまざまな種類の椿があり、毎回楽しみです。
初春のお点前は、華やかなお道具です。朱塗りの水差しに、トルコ釉のひしゃく立て。そのコーディネートの妙も、亭主のセンスの見せどころ。

茶道をはじめて7年、少しずついろんなお点前ができるようになってきました。それよりも、なにより嬉しいことは、美術館や茶室に行く時に、見どころや面白味がわかってきたこと。先生のお話を思い出し、徐々に日本文化の知識が蓄積されてきた実感があります。

日常のざわざわしたところから、衣擦れの音が響くような静謐な空間へ。ほんの数時間ですが、日常から解き放たれるお稽古の時間が、今の私にとっては異次元への旅のようであり、最高の気分転換なのです。

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エルマガジン社/EEIE エディターズ 「快適できれいなくらし」の姿を追い求め、日々、取材や編集に明け暮れるエルマガジン社EEIEエディターチーム。三者三様なパーソナリティを全開に、仕事漬けの毎日で、自らの家庭での暮らしは「快適できれい」とは正反対のところが悩みの種…。
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