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だから、言わんこっちゃない ~EEIE Editor's VOICE~

13.01.30

これからも自分のペースで走り続けよう。長距離走者のように。

今年の年始休みは暦の巡りもあり、9連休と例年より長いお休みでした。
旅行したり、どっかに出掛けたりといった予定も特になく、のんびりと過ごさせて頂きました。

お馴染みの高島暦によると、今年は勝負の年らしいこともあり、1年の始まりの誓いとして「今年は公私共々、走れ!」を掲げて、年始休みや週末も、淀川の河川敷などを2〜3時間掛けて20〜30kmを走っています。
初めのうちはなかなか身体が付いていきませんでしたが、毎日のように走っていると、そのうち身体も慣れてきて、おかげで普段の仕事の外回りとかも身体が軽く感じられます。

走っていると、周りの景色の四季の移ろいや空気の寒暖も肌に感じられて、大げさですが"生きているという揺るぎない実感"を感じることができます。

そうして思ったのが、人生って20代とかの若い頃は廻りの景色も特に目を止めることなく、ひたすらがむしゃらに早く走り抜ける"短距離走"の時代だけど、40代とかになって若い頃のように早く走り抜けることが身体的に難しくなるにつれて、それとともにこの世界や社会の色んなことの本質や深層が見えてくるようになると、早く走り抜けるよりも、より長く耐久的に走り続ける"長距離走"になるんだなということです。
誰かと競い合うわけではなく、自分なりのペースでより長く走り続ける。

短距離走と違って長距離走は、マラソンのような個人競技はもちろん、チームで出走する駅伝でも、走っているときは自分一人。自分との戦いの孤独な時間です。でも、走っているときは孤独だけど、「この孤独感こそ世の中で唯一の誠実さであり現実であり、決して変わることのないという実感」だと思います(アラン・シリトー著『長距離走者の孤独』より)。

40数年生きてきて、特に40歳を超えた頃から、うまく歳をとるということはむずかしいものだとつくづく思うようになりました。日々の暮らしにはいろんな喜びや楽しさとともに、色んな失敗や思いがけない落とし穴もあったりして、立ち止まったり、悔やんだりすることも多々あります。また、若くて心身共に活力が漲り、誠実でひたむきな自分を信じて疑わなかった頃には気付きもしなかった、自分自身の中にあるどうしようもない弱さや偽善を繕う邪悪な部分にも、歳を重ねることで気付くようになりました。
でも誠実でありつつ、その裏表でどうしようもない弱さや邪悪さも併せ持った存在が自分であって、生きていくというのは、そんな清濁併せ持った自らと向き合いつつ走り続けることなんでしょう。
僕も歳をとるのは初めてのことなので、今うまく生きられているか、この先もうまく走り続けていくことができるか、正直、全然自信はありません。でも走り続けられるところまでは、自分なりのペースで周りの世界や社会の有り様を見つめ続けながら走り続けていきたいと思います。

この私たちが暮らす世界は邪悪なものや汚れたものも内包する清濁混淆とした世界で、タフでないと生きていけないけれど、でもまた、私たちはこの世界が生きるに値する優しく素晴らしいものであることも知っています。
だからこそ、自分のペースで耐久的に、ただただこの生涯において何かひとつの大事なものを探し求めて、少しでも長く走り続けていこうと思います。

今年1年、皆さんも、素晴らしくステキに走り続けられますように。

『いつだって踏み出す前に言い訳ばっかり考えて
結局何にも出来なくて 時間が過ぎて
忘れていくことに慣れてた 僕のココロが走り出した
こんなに広い世界からすれば 僕なんてちっぽけだろうな
でもキミへの僕の想いは この空よりも大きいから

笑顔が止まらない! 踊るココロ止まらない!
動き出すよ キミの元へ 走れ!走れ!走れ!』

〜ももいろクローバーZ『走れ!』〜

昨年末にUSJに行った時。この子たちもこれからの長い長距離走を自分なりのペースで、 無事に走り続けられますように。タフになれ、優しくなれ!

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13.01.16

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12.12.19

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12.11.21

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エルマガジン社/EEIE エディターズ 「快適できれいなくらし」の姿を追い求め、日々、取材や編集に明け暮れるエルマガジン社EEIEエディターチーム。三者三様なパーソナリティを全開に、仕事漬けの毎日で、自らの家庭での暮らしは「快適できれい」とは正反対のところが悩みの種…。
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