1. EEIE HOME
  2. VOICE
  3. 健康な毎日のために ~KMN helth care VOICE~
  4. 【兆候】 コレステロール値に新指標

VOICE

健康な毎日のために ~KMN helth care VOICE~

12.05.16

【兆候】 コレステロール値に新指標

[三井記念病院総合健診センター(東京都千代田区)所長]
山門 實

健診でLDLコレステロール値が高いことに気づいたWさん(46歳)。医師に相談すると、「HDLコレステロール値とのバランスが大切」と指導された。

LH比にも注意が必要

今年の健康診断の結果はいかがだったろうか。健康診断の主な目的には、ガンなどの早期発見、心疾患・脳血管疾患の罹患率や死亡率を減少させることなどがある。心疾患・脳疾患に大きく関わってくるのが「脂質異常症」。以前は「高脂血症」と呼ばれていた生活習慣病の1つだ。血液中のLDLコレステロール(悪玉)やトリグリセライド(中性脂肪)が多すぎたり、HDLコレステロール(善玉)が少なすぎたりする病気で、これを防ぐには、コレステロール値の管理が重要なポイントとなる。
このコレステロール値だが、「単にLDLコレステロールが少なければいい」というものではない。コレステロールと聞くと、とかく"悪者"にされがちだが、本来コレステロールには、細胞膜を作ったり、体内ホルモンの原材料になるなど、とても重要な働きがある。「ただ減らせばいい」という考え方は間違っている。
最近の研究では、LDLコレステロール値を管理したうえで、HDLコレステロール値にも注意を払い、双方の比率を低くすることが重要だとされている。つまり、LDLコレステロール値をHDLコレステロール値で割って算出される数値、LH比が重要だということになる。
LH比は、私見では2.5未満が望ましいと考える。しかし、ほかの研究者や医師によっては2.0以下を目標値としている人もいて、現在のところ若干の幅がある。さらに、心筋梗塞や糖尿病、高血圧と診断を受けている人などは、1.5以下が目標値とも言われている。ご自身のLH比を割り出してみたら、適正かどうか、主治医や産業医などに尋ねてみるといいだろう。

もっと詳しく

PAGE TOP

about
関西メディカルネット 平成15年「健康であること」につながるサービスを、トータルにサポートできる会社でありたい、そんな想いから誕生しました。
皆さまからの「健康への思い」を大切にして、安心と満足をお届けし、健康の輪を広げるお手伝いをしてまいりたいと考えております。
Voice Index
【兆候】 男性の隠れ冷え
【食事】 お酒やお菓子は選び方ひとつでカロリーダウン
「健康プロモ」が「2012年度グッドデザイン賞」を受賞/アップルストア銀座セミナー開催
【知識】 女性も気をつけたい動脈硬化
まずは15分よけいに歩くことから始めよう