
2009年4月のEEIEのスタートとともに始まった、この 「grafが近畿2府4県を旅して考える、きれいなくらし。」も今回で最終回。丸2年間、22回に及んだ連載では、淡路、宇陀、和歌山、伊根、川西、姫路…など、近畿2府4県津々浦々、旅(日帰りですが)をしながらいろんな人のくらしを訪ねてきました。そしていろんな人に出会いました。
そのスタートは滋賀の湖北、木之本に[冨田酒造]さんの冨田泰伸さんをはじめ、先祖代々の家業を受け継いでくらしている若者たちを訪ねました。 その旅の印象が強く、それ以来、[冨田酒造]の冨田泰伸さんはEEIEのメンバーとして、度々、取材にも同行頂いたりして…。
ということで、初心に戻る意味も兼ねて、今回の最終回も再び湖北を訪ねました。 今回のナビゲーターは前田壮一郎さん。職業は『野良師』。同じ湖北の家倉さんたちのように農業を(主に稲作)をされていますが…、前田さん曰く「自分の想いを表すのになかなか良い言葉がなくて『野良師』は私の造語です。野に手入れをして、より良い状態を作っていく、そんな想いを込めました。野良仕事ってそういうものです」。 現在は長浜市の余呉町でお米を作りながら、カヌーや雪山などのガイドもされています。前田さんはEEIEで[冨田酒造]を取材した2年前は、お酒にするお米を作っていました。そんな縁もあって、今回のナビゲーターをお願いすることに。
今までの取材は近畿2府4県の方々のくらしを訪ねてきましたが、最終回は余呉を楽しむための特別編。ワカサギ釣りに蕎麦打ち体験、滋賀と福井の県境の雪山にも案内してもらいました。 そして最後は、2年間の連載を振り返りつつのEEIEオールスターズによる大宴会! みんなでこの連載の想い出を語り合いました。
滋賀県長浜市余呉町。
昨年1月に長浜市に統合され、長浜市は湖北の大部分を占める滋賀県下で最も広い面積の市となりました。羽柴秀吉と柴田勝家が天下を掛けて戦った「賤ヶ岳の戦い」でも有名な地で、今年はNHKの大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』の影響もあって、多くの観光客が訪れているとか。
ここでgrafのスタッフと姫路から池島さんも合流。 人数がさらに増え、おそばでお腹もいっぱいになったところで、次は身体を動かしましょう、とばかりに続いて前田さんが案内してくれたのは、滋賀県と福井県のちょうど県境の栃ノ木峠にある『水源の碑』。何の水源かというと、瀬田川、宇治川と名前を変え、滋賀から京都を通り、大阪湾に流れる淀川の水源で、ここは余呉町に流れる高時川の最上流付近です。
今回の取材のおまけムービーです。
