
vol035
12.01.25
1月の特集では、大切な友人や家族を招くときのおもてなしスタイルをご紹介します。アットホームなテーブルコーディネートやうつわのセレクトは大切なポイント。うつわの選び方や、お客様をお迎えするときの心がけ、おもてなしの工夫を、もてなし上手に教えていただく特集の第1回。京都に本社を持つ雑貨店[アンジェ]は、キッチンまわりのセレクトが秀逸。河原町店店長の松田亮子さんにおもてなしの工夫を教えてもらいました。

京都・河原町の雑貨店[アンジェ]は、文房具や本、キッチンウエアや アパレルなどを中心にくらしのスタイルを提案するセレクトショップです。「上質な暮らし、美しいデザイン」をテーマにセレクトしたキッチンアイテムの品揃えは秀逸で、特にうつわは、ニッポンの伝統的な民芸のうつわや南部鉄器、北欧のクラシックなうつわなどを取り揃えています。河原町店店長の松田亮子さんは、元キッチン担当。台所道具やうつわを実際に使って試して、使い勝手のいいもの、料理を美味しそうに見せてくれるうつわなどを厳しい目で選び、バイヤーとしても活躍しています。
そんな松田さんがゲストを迎えるときのおもてなしスタイルをぜひ見せてください! という編集部からのお願いを聞いてくださり、松田さんのご自宅にてコーディネートを見せていただくことに。「ふだん作っている料理でもよかったら...」というご好意に甘え、松田さん定番のおもてなし料理も公開していただきました。
目を奪われるインパクトの、モダンな柄合わせがかわいいテーブルクロスはマリメッコのもの。うつわは日本のものと北欧のものを上手に組み合わせて、時々アンティークのうつわでスパイスを効かせた、メリハリのあるテーブルです。ワイングラスはイッタラで少しカジュアルに。前菜は、WECKの瓶に入った自家製の豚肉のリエット、オリーブのマリネにクラッカーを添え。少しずつ取り分けて、味見する楽しみがあります。メインは、野田琺瑯の深型で焼いた熱々のペンネグラタン。保存容器としてだけでなく、ココットとしても大活躍! しかもフタは敷物にもなるという優れものです。
「和洋どちらにも使えるうつわを選ぶことが多いですね。ポイントになるうつわを決めて、質感や雰囲気のバランスを見ながら組み合わせていくと、リラックスしたなかにもおしゃれな雰囲気のあるテーブルになりますよ」くつろいだ雰囲気で食事を楽しんでもらえるように、どれも取り分けるカジュアルスタイル。ガラスのうつわを効果的に使って、見た目から食欲をそそる盛りつけの工夫も参考になります。

雑貨が好きでアルバイトとして入店し、河原町店、梅田ハービスエントの[アンジェ ラヴィサント]店長を経て、2009年より京都・河原町店店長に。「使ってみていいもの、くらしに機能性とあたたかみをプラスしてくれるもの」が好き。料理好きで、おもてなし上手。デザートにいただいた焼き菓子も絶品でした!