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PICK UP ~編集部のおすすめ~

メケメケ☆エレガンス

13.06.12

東野圭吾 最新刊!『夢幻花』

みなさん、こんにちは!
いかがお過ごしでしょうか。
早いもので、梅雨の季節になりましたね。

さて、待ちに待った東野圭吾さんの最新刊が発売されましたので、早速とりあげたいと思います。
みなさん、読まれましたか?

  • 夢幻花
  • 帯に、『黄色いアサガオだけは追いかけるな。』と書いてありますが、一体何の話なのか、皆目見当がつきません。
    確かに黄色いアサガオは見たことないけど。。。?
    アサガオの生態にかかわる話なのかな?
    全く内容の想像がつかないまま、読み始めました。

冒頭のプロローグも2つあり、珍しいです。
1962年の殺傷事件の話と毎年朝顔市に行く家族の話。
これも、一体どう関係してくるのか、全く分からない。。。
なんにせよ、2つとも、今後必要な内容なんでしょう。

黄色いアサガオをめぐる3つの家系およびその他登場人物を表にしてみましたが、ネタバレしていますので、これから読むぞ!という方は見ないでくださいネ。
あらすじですが。
1962年に黄色いアサガオによる幻覚症状で残忍な殺傷事件が起こった。
代々警察官である蒲生家は、より一層黄色いアサガオを取り締まるため、毎年朝顔市を見張っていた。
代々医師である伊庭家もまた、過去に麻酔薬として黄色いアサガオを使用した経緯から、黄色いアサガオに注意し、蒲生家同様、毎年朝顔市を見張っていた。
そんな中、バンド仲間から黄色いアサガオの効力を知った鳥井尚人はそれが原因で死に至ってしまう。
尚人の祖父である秋山周治は、死の原因として黄色いアサガオを疑い通報しようとするが、尚人のバンド仲間である大杉雅哉に殺害されてしまう。
尚人のいとこの秋山梨乃は、ひょんなことから蒲生家次男の蒲生蒼太と一緒に、尚人の死、祖父周治の死、黄色いアサガオ、これらすべての謎について探っていく。

と、まあ、黄色いアサガオが実は幻覚作用を持っていて、それがために我々の目にすることはなくなった、という話なんですが、東野さんよく考えたなぁ、と思いました。
著者みずから、「こんなに時間をかけ、考えた作品は他にない」と語っておられるようで、なるほどと思いました。
最近しばしば話題になる、脱法ハーブ等の薬物を思い起こしてしまいますね。

それから、蒲生家と伊庭家ですが、両家ともに黄色いアサガオについて取り締まる義務を負い、負の遺産を抱えている、という話が出てきます。
それが原因で、蒲生蒼太と伊庭孝美は中二の夏 離れさせられることになってしまったのですが。
負の遺産も、誰かが責任をもって受け継いでいかなければならない、という東野さんからのメッセージが心に残りました。

東野圭吾さんの次の新刊が待ち遠しいですが、6月29日公開の映画、ガリレオシリーズ『真夏の方程式』も楽しみですね。


人物相関図

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  • リビングライフラボ
about
ペンネーム: メケメケ
職業: しゅふりーライター
主婦もフリーライターも、ビカビカの新一年生。いま自分の中でホットな、クッキング、ムービー。そして、思い入れの深い東野圭吾作品について、独自の視点から紹介していければと思います。よろしくお願いいたします。
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