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メケメケ☆エレガンス

12.09.26

AKB48のドキュメンタリーを見て ~ASAYANとAKB48にみる 舞台裏を見せるメリット~

みなさん、こんにちは!メケメケです。
今回は、今や国民的アイドルグループ、AKB48の映画についてとりあげたいと思います!

私がAKB48の存在を知ったのは、約6年前でした。
ちょうどAKB48がインディーズ2作目のシングル『スカート、ひらり』を発売し、私が同僚と忘年会で踊ったことから始まります。
そのころのAKB48は、まだデビューしたてで、認知度も低い状態でした。
以後、あまり気にも止めていなかったのですが、2年前のAKB48の総選挙(第二回)で、絶対的エース前田敦子が大島優子に王座をとられた時から、再び気になり始めました。
御存じの方も今では多いと思いますが、AKB48は、衆参議院選挙のように、ファンによる総選挙を行い、その順位で、センター(一列目中央で歌えたりテレビに出られる)や選抜メンバー(CDで歌えたり、メディアに出られたりする)が選ばれます。
総選挙の方法ですが、特定のシングルを購入した際に入ってある券を一票とし、一人何票でも投票権があります。
第一回総選挙で、前田敦子が1位、大島優子が2位という順位でありました。
第二回も同じ結果であったなら、私はあまり気にとめていなかっただろうと思います。
しかし、前田敦子は2位という結果に終わり、「私は負けず嫌いなので、正直悔しい」と言っています。
大島優子は、1位で涙し、「私についてきてください」と言いました。
こういう悲喜こもごもな結果に、私たちは心動かされ、興味をそそられるのではないでしょうか。
翌年の第三回総選挙では、前田敦子が見事一位を奪還し、大泣きしながら、今では有名な台詞「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」を叫びました。
大島優子は、直後は前田敦子に「あっちゃん(前田敦子)はAKBの顔です。おめでとう」といいながらも、映画では舞台裏で声をあげて悔し泣きをしている様子が出ていました。
「今年のAKB総選挙はどうなるの?」と思うなか、本年3月25日、前田敦子は卒業を発表し、第四回総選挙では、大島優子が1位に返り咲きました。
そして、後輩たちが、次期センターを狙うと公言しています。

約15年前、テレビ東京(大阪ではテレビ大阪)で『ASAYAN 夢のオーディションバラエティー』という番組がありました。
高校生だった私は、受験勉強をしながら、毎週日曜の午後9時から10時に放送されるその番組をそれは楽しみにしていました。
番組の中で、数々のオーディションが行われ、オーディションの様子を視聴者が見ることができたのです。
オーディションは、たとえば、小室哲也がプロデュースした女性ボーカリストオーディションであったり(鈴木亜美が選ばれデビューした)、つんくがプロデュースした女性ボーカリストオーディションであったり(平家みちよが選ばれデビューし、オーディションに落ちた5人でモーニング娘。が結成された)、とある男性ボーカリストオーディションでは、CHEMISTRYの二人が選ばれましたが、オーディションに落ちた中にはEXILEのATSUSIや後でEXILEに加入したNESMITHがいました。
2002年に放映終了した番組ではありますが、わりと人気があったのでしょう、今でも仲間うちで話題にのぼると必ず盛り上がる番組です。
ドラマでもない、クイズ番組でもない、普通であれば決して表に出ることはないオーディションの裏側に焦点をあてたこの番組がなぜ人気があったのでしょうか。
番組の絶頂期と思われる、モーニング娘。結成直後のころには、視聴者はモーニング娘。の合宿の様子やセンター(AKB48と同じですね、)を決めるバトルを見ることができました。
そこでは、確か、結成当初のメンバー5人がお寺にこもり、床掃除や座禅修行をしながら歌やダンスを習得し、センターや立ち位置、歌える割合など決めていったと記憶していますが、彼女たちにはとても過酷であったのでしょう、たくさんの涙や挫折をみました。その中には友情や絆も生まれていました。
モーニング娘。は、その後、メジャーデビューを目指すには、シングル『愛の種』を5日間で5万枚売らなければならないと言われましたが、発売イベントには視聴者が多数集まり、見事達成したのです。
その後も、追加メンバーのオーディションがあったり、追加メンバーが入り新たな競争が生じたり、グループ内でグループを作り曲をそれぞれ発売して競わせたり、と、悲喜こもごも路線は続きました。
涙や悲しみ、悔しさや挫折、喜びや努力、友情や絆を見れば見るほど、テレビの中の彼女たちを近くに感じました。
全く会ったこともないのに、近くで応援しているように感じました。

AKB48の総選挙も、ASAYANに同じものを感じるのです。
ASAYANはテレビ番組として舞台裏を我々に見せてくれていましたが、AKB48は、今や人気があり総選挙やじゃんけん大会をテレビ放映しているのもわかりますが、まだ人気のなかった頃から、総選挙を行い、結果を我々は知ることができました。
そして、どちらにも共通して、テレビの中の本人たちは一生懸命なんです。
アイドルが人気を博するに一生懸命さは不可欠だと思います。
一生懸命でないアイドルに、我々は心動かされませんよね。
モーニング娘。のメンバーは自分の歌うパートが短ければ悔しがって涙を流しました。自分の思ったようにパフォーマンスできないと悲しみ泣きました。
AKB48のメンバーも同じなんです。1位、2位を争う二人だけが一生懸命なのではないんです。3位、4位、5位、6位、、、みんな一生懸命。
一位をとれなければ悔しがり、神セブンと言われる7位までに入らなければ悲しみ、選抜メンバーとされる16位までに選ばれなければ涙し、勿論一位をとっても、感激し涙涙なのです。
今や大人数のAKBグループで、32位までをアンダーガールズ、48位までをネクストガールズ、64位までをフューチャーガールズ と称して曲を出したりするので、下位であっても、悲喜こもごもしているのです。
また、AKBでは総選挙だけではなく、組閣といった(まさに国会みたいですね)、事務局からのグループメンバーの変更や移籍などが急に発表されたりするので、常に悲喜こもごも!なのです。
ファンが増えるのもわかりますよね。

映画ですが、第一弾映画『DOCUMENTARY of AKB48 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?』では、主なメンバーが一人ずつAKB48に対するメッセージや抱負を、第二弾映画『DOCUMENTARY of AKB48 少女たちは傷つきながら、夢を見る』では、東日本大震災の被災地での活動やドームでのコンサートの舞台裏がみられます。
私は、押しメンと呼ばれる、イチオシのメンバーは正直いませんが、第二弾映画をみて、峯岸みなみが頑張っているな、と思いました。
彼女は、前田敦子と同じ初期メンバー(第一期生)でありながら、総選挙では14~16位、ぎりぎり選抜メンバーという状態です。にもかかわらず、明るく、「自分の押しメン(イチオシのメンバー)は前田敦子」という素直な子です。同じグループの他の子が押しメンだ、と言えるアイドルってなかなかいないと思いませんか?映画でも、彼女のキャラクターが伝わってきました。
そもそも、すでにAKB48自体がASAYAN化している(悲喜こもごもしている舞台裏や競争を視聴者にみせている)ので、映画でさらにASAYAN化するわけではないですが、ファンの方は、新たな舞台裏をまたのぞけるので、楽しめると思います。ファンでない方は、総選挙の方から先に見た方がいいでしょう。

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  • リビングライフラボ
about
ペンネーム: メケメケ
職業: しゅふりーライター
主婦もフリーライターも、ビカビカの新一年生。いま自分の中でホットな、クッキング、ムービー。そして、思い入れの深い東野圭吾作品について、独自の視点から紹介していければと思います。よろしくお願いいたします。
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