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PICK UP ~編集部のおすすめ~

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14.03.05

食べることは生きること  -ドラマと映画で学ぶ「いきる」こと-

オリンピックが始まって選手の皆さんの活躍に毎日元気と勇気をもらったり、久しぶりに大阪でも雪が積もって生活に支障が出たりと、世の中騒がしいですが、みなさま健やかにお過ごしでしょうか? 世界が一面真っ白になってしんしんと積もる様子はなんとなく心が穏やかになります。 調子に乗って雪テーマの曲を聴きながら、雪道をスニーカー通勤した私は、着いた頃には靴下までずぶずぶ、霜焼け一歩前。雪の日は長靴で通勤しなければならないというのが今回の教訓です。何事も体験して初めてわかるものです。


さてさて、今回は、最近観ているドラマと映画から「食」にまつわるお話をご紹介したいと思います。

食べることは生きること  -ドラマと映画で学ぶ「いきる」こと-

あまりテレビを観る時間がないのですが、最近気になっているのがNHK朝の連続ドラマ「ごちそうさん」。食いしんぼうバンザイな私は、このドラマに出てくるご飯がいつもおいしいそうで料理をみるためにちょこちょこ観ています。ちなみにこのドラマのフードスタイリストは映画「かもめ食堂」や「南極料理人」等たくさんの作品に関わっておられる飯島奈美さん。映画のレシピ本も出されています。

 このドラマのテーマは「食べることは生きること」だそうです。心理学者の小倉千加子さんが雑誌でこのドラマを扱い専業主婦や家族・食事についての解説をしていたのですが、とても納得!!の内容だったので、少しご紹介したいと思います。

解説によると・・・

・人間の生活の基礎は家で食べる3度の食事。
・それを作るのが専業主婦であるというのは日本では大正時代に発明された制度。
・専業主婦の仕事は「家族が生きるための仕事」であり、誰かがやらなければならない忍耐力のいる仕事。
・家族機能の崩壊は、一言でいえば食卓の崩壊(孤食と外食の進行)にほかならない。
・誰かが共食の準備をし続けることで家族の機能は維持される。

だそうです。

食事を準備する人がいなくなる、家族で食事をしなくなる...それだけで、家族が機能しなくなり、人間生活の基盤も崩れていくきっかけになってしまう。
食べたもので体は作られますが、何を食べるか、だけでなく誰と食べるか、どこで食べるか、ということで心もつくられるようです。
「食べる」ということは単に栄養を取るということだけではない、人間が「生きる」ためにとても重要な役割を果たしているんですね。ただ、「おいしそう!」と観ているドラマから、こんな深いことが読み取れるとは...日本のドラマって本当によくできていますよね。


そしてもう一つ、「いのちをいただいていきる」ことを扱った映画をぜひ紹介したいと思います。

映画「ある精肉店のはなし」 -いのちが血となり肉となり-

この映画は、家族で牛を飼育し、屠畜場で手作業で解体し販売する、牛のいのちと全身全霊で向き合う姿を映し出すドキュメンタリーです。映画の中には牛が道路を歩いて屠畜場までいく様子や、解体され商品として店に並ぶまでの様子も出てきます。
この映画を観た後、「いのちをいただいて食べられることに感謝したい」という思いをとても強く感じました。食事をぞんざいにしたり、簡単に食べちゃいけないな、と。
いのちをいただいている、ということは頭でわかっていたけれど、この映画を観て、心から「いただきます」の意味が理解できました。

家族の日常が中心に描かれているので、地域の祭や太鼓の皮の張り替えの様子、この地域が背負ってきた歴史、家族の祝い事や年中行事の様子も映し出され、そんな日々の暮らしの中で仕事をしている、生き生きと生きていることが伝わってきます。
「食べる」ことについて扱う作品はたくさんありますが、ぜひこの映画は観ていただきたいおススメです。


今回は「食べることは生きること」にまつわるお話をご紹介しました。
年が新しくなると、何か新しいことを始めたくなるのですが、今年は「食」について学んでみようと早速通信教育に申し込み、スタートさせました。(消費増税前の駆け込み需要、というのに乗ってしまった感もありますが...)

大人になってから学ぶ、新しいことを知るということは、新鮮で結構楽しいものです。今年は、そこで学んだこともご紹介できたらいいな...と思いつつ。

春まだ遠く、寒い日が続きますが、「もうすぐ春ですね~♪」とかなんとか、春の歌でも口ずさみながら、あたたかくなるのを心待ちに、今日も元気いっぱい・ご機嫌にお過ごしください!


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  • リビングライフラボ
about
tomoco kuwahara: 大阪の南で生涯学習にかかわりながら、たくさんの人と出会うお仕事をしています。
旅とかわいいもの、おいしいもの、体にいいものが大好物!
ご機嫌な毎日を過ごすため、ステキなもの、キラキラなものを日々の暮らしの中で探しています。
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