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PICK UP ~編集部のおすすめ~

おうちカルチャー

12.03.07

今からでも遅くない! 自力で厄払い&厄落とし。

アナタ、もしかして厄病神をおんぶしちゃった? てなヒトビトをテーマにした映画を今回は集めてみました。神社に駆け込むのも手だけれど、彼らはその人生の試練に、自力で厄を払おうと挑むのです。

『モル』(JVCエンタテインメント)3,990円

イライラ女子の疫病神→生理痛と、自殺志願者

『モル』

月に1度現れるのだ。金槌のようなものを手に持ち、腰にお腹そして頭に鈍痛を与える者......そう、生理である。果たしてこれは神の試練か、と天にメンチをきりたくもなるそのとき、主人公は必ずや飛び降り自殺の現場に遭遇してしまうのだ...。生理になると、今まさに自殺しようとするヒトと目が遭ってしまうという"特殊能力"を持った、売れない女優。これは『百万円と苦虫女』のタナダユキ監督が25歳で撮ったデビュー作。生理を恨むってな、若さゆえの血の気の多さ(文字通り?)が痛快ではないですか。生理に苦しみ、追い討ちをかける自殺志願者にキレた彼女は、とうとうビル屋上にあがり文句を申し上げるのです。というか、辛抱たまらん身の上話を一方的に語りだすのです。そんな強引・マイ・ウェイな女の子が眩しい! 荒削りさも魅力、破壊力ある楽しさで01年ぴあフィルムフェスティバルのグランプリを受賞。キツい関西弁の主人公をタナダ監督本人が演じています。

『フル・モンティ』 (20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント)

ダンナたちの疫病神→不景気

『フル・モンティ』

お金がないから、いい歳して万引きした映画『フラッシュ・ダンス』でダンスを学ぼうとするオヤジたち。けれど溶接工として働く主人公ジェニファー・ビールスの溶接がヘタだ、とケチをつけるばかりなのは、彼らが暮らすイングランド・シェフィールドは鋼鉄業で栄えた町だから。されどそれも今は昔、工場が閉鎖してしまい彼らは失業者になってしまったのだ。再就職がなかなか決まらない彼らにさらに襲いかかるのが、離婚した元嫁との親権争い、家庭不和、自殺志願......ってなどん詰まり。そこでヤケッパチのオジさん集団、人肌脱ぎました。というかパンツまで脱いじゃいました。フル・モンティ=すっぽんぽんの(男だけの)ストリッパー稼業で、息子の養育費を稼ぐのだ! 失業者ダンサーのメンバーにはゲイや黒人もいる。マイノリティな人々に陽気な音楽と歓声を降り注ぐ、温かな目線がいいんです。

『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』 (ジェネオン・ユニバーサル)3,360円

ボンクラ男子の厄病神→憧れの娘の元カレ

『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』

22歳無職、しがないバンドのベーシストで年下彼女とのデートはゲーセンかCDショップ...という、いわゆるボンクラ男子。ナヨナヨ男子だとも言い加えたいそんなスコット君は、髪をピンクに染めたロック女子・ラモーナに一目惚れをする。しかしお姫様を手に入れるためには、ゲームよろしく? 送り込まれた7人の使者=元カレを次々と倒さなければならないのだ! ゲーム的演出を取り入れた8bit/16bitな米国コミックスの映画化で、『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のエドガー・ライトが監督。対決が始まると画面にスコアが出るし、「You Win」すると対戦相手の姿がちゃらりんとコインに変身。7番勝負どれもが、ストⅡなんかの有名ゲームを元ネタにしているというわけ。日本ではファンによる署名で公開が決まった本作ですが、撮影中の続編『SUCOTT PILGRIM VS. THE WORLD』の署名活動が早くも始まってます。

廣田彩香/フリーライター

廣田彩香/フリーライター

小ジワという疫病神が憑かれましたので、アイクリームを塗りこむ毎日でございます。前田敦っちゃん実践で話題の生大根ダイエットをはじめてもみました。あぁ大根辛い。
http://lmaga.jp/article.php?id=1217

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