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PICK UP ~編集部のおすすめ~

おうちカルチャー

10.12.01

【DVD】年末独りぼっちかもしれない貴方へ、励まし映画。

「明石家サンタ」見逃せるなんて信じられないよね、面白いのに。年越しはそりゃガキ使「笑ってはいけない」ですよ......そんな独り言がこだまする年の瀬。独りテレビ観賞も哀しいとレンタルビデオ店に行けば、90分のサクッと観れるお手軽ホラー映画の前にカップルがたむろっていたりして(今年なら『パラノーマル・アクティビティ』か)イラッとしたりなんかして。でも大丈夫。寂しさを取り除いてくれるかもしれない? 映画を処方致しましょう。

『200本のたばこ』(角川映画)2,625円

大晦日の神様が降臨するかも?

『200本のたばこ』

家でふてくさってグータラを決め込んでいる人は、貪欲な彼らの爪を垢を煎じて飲むべし? 年越しパーティでシングルは嫌、とパートナーを確保するべく大晦日の街に放たれた男女たち。とにかく彼ら、「誰か一緒に朝を迎えてくれる子はいねぇがぁ~」と、それはもうなまはげの如く必死のパッチです。元カレ・元カノの遭遇、大晦日という大事な日に"友人関係"という氷山が溶けそうな男女、本当は相手が最悪な男と感づきながらも運命の男だと信じ込もうと頑張る女の子。ハプニングばかりだけれど、最後は大晦日の神様がにっこり微笑みかけてくれるでしょう...とは、希望に満ち溢れているではありませんか。グッとくるのがこんな言葉。「煙草は他人との関わり合いを避けるバリア。傷つけられるのが嫌で、ひっきりなしにスパスパ」。禁煙作用もありそうです...。

『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト コレクターズBOX』(ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント) 9,240円

巨匠スコセッシだって独りぼっちだもの。

『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』

映画が始まるやマーティン・スコセッシがイライラ顔。最高のカメラアングルでライヴを収めたいと思う職人監督だが、なんとセットリストが貰えないと泣き寸前。健気に"演奏しそうな曲"を予想する彼をヨソに、ストーンズ側スタッフからの「18秒以上照明を当てるとミックが燃える」なる謎の要請に神経ギリギリ。そしてスコセッシは懇願する、「頼むから一曲目だけでも教えてくれ...!」。導入部にこんなスリリングなドラマを置きにくるなんてさすがスコセッシ、ググッと引き込まれる。「ザ・ローリング・ストーンズのライヴ」「臨場感壮絶な2800人キャパのハコ」「監督マーティン・スコセッシ」という、トリプル贅沢なライヴ・ドキュメンタリー。名誉も地位も手に入れた世界の巨匠もタイヘン...なんて思うと、ガッツも湧いてくるかもしれません。

『日本以外全部沈没』(角川映画)4,935円

不謹慎にも世界終末に思いを馳せてみる。

『日本以外全部沈没』

人間卑屈になると不謹慎なことを考えがちですが、それが妄想ならば良薬ということで。さて今は独り寂しいとお嘆きの貴方だが、日本に世界の人口が集まり、10円のうまい棒が10万円に跳ね上がった日本ならどうか。なんとメイド服の金髪美女が貴方に仕える明るい時代となるのです。さらにあのジョージ・ルーカス監督が邦画を撮れば(監督によれば正しくはルージ・ジョーカス)、バーでは某ウィリスや某シュワルツェネッガーと思しき俳優が一発芸を100円のお駄賃で披露してくれる世界...ってな相当ギリギリなギャグ満載。意外やミドリカワ書房が歌うED曲「遺言 日本以外全部沈没のテーマ」が泣ける名曲ってのもシュール。原作は1973年に発表された筒井康隆の同名短編。本家「日本沈没」の作者・小松左京も嫉妬&賞賛するパロディの秀作なのでこちらも是非。

廣田彩香/フリーライター

廣田彩香/フリーライター

去年の大晦日はゆっくり車で8時間、埼玉まで「Dynamite!!」を観戦しました。今年も誘いがありましたが、「サービスエリアで醤油ラーメン」と「実家でおせち&熱燗」を天秤にかけお断り。大きな事を言いましたが、もちろん「笑ってはいけない」で年越し! 呑(や)れんのか! ですよ。

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