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PICK UP ~編集部のおすすめ~

おうちカルチャー

10.02.10

【CD】自宅喫茶店化音楽

音楽と喫茶はいつもいい関係にある、のは今に始まった話じゃありませんよね。一杯の珈琲で粘った、粘れたジャズ喫茶はもとより、音楽に気を遣っていない近年のカフェなんてないと思います。きっとインテリアの一部として考えられている。実際、家具の音楽です。それじゃ、ちょっと実験です。おいしい珈琲を飲む為の方法として自分の部屋を喫茶店、カフェ化してみるなら、どんな音楽が良いでしょう? ここでは純喫茶編、カフェ編、カフェバー編に分けて提案してみます。それは朝、昼、夜のシチュエーションともいえると思います。

V.A『喫茶ロック~キング編』(キング)2,600円

純喫茶編
昭和の日本語を味わう喫茶音楽。

"純"であるならば、ほんとは無音がベターだと思いますが、ぼんやりと言ってしまえば、純喫茶=昭和の品の良い喫茶店、そんな風情のお茶時間を自宅で味わってみたいナイスな若年寄りさんには、こんな一枚はいかがでしょう。ある種のコスプレです。日本の、昭和のロックやフォークを喫茶という視点でコンパイルした『喫茶ロック』シリーズです。各レコード会社ごとに何作かリリースされていますが、このキングレコード編には、はっぴいえんどやはちみつぱいなどが収録されています。当時を知る人にとって、これは例えば『ALWAYS 三丁目の夕日』的な疑似体験に過ぎないかも知れません。けれど、生まれてもいないのになぜだか懐かしく感じるような日本語の響きは昭和にワープ? 喫煙者にとっても世知辛くなかった時代の味がするかも、です。

フリッパーズ・ギター『three cheers for our side~海へ行くつもりじゃなかった』(ポリスター)2,800円

カフェ編
初々しくて軽快な"カフェでかかってそうな"。

近年のカフェブームはどうなのでしょうか? いまもブームは続いているのでしょうか? ランチのメニューなどに進化はあるのでしょうか? 例えばカフェ丼的なものとかになにか変化があったりとか? ともかく、最新事情は分かりませんが、"カフェでかかってそうな"、という形容詞はいまだ健在であると思います。本盤は実際かかっているのを聴いたことがありますし、なにより「コーヒーミルク・クレイジー」という曲が収録されています。アルバムを通して軽快で初々しいアコースティックポップなのでオーバー30の方はちょっと気恥ずかしくなってくるかもです。でも、自分の部屋をカフェみたくしたい、そんなすっかり忘れてた高校生くらいの夢を少なくとも思い出させてくれる一枚ではないでしょうか。名盤で定番です。

PLASTICS『FOREVER PLASTICO』(ビクター)2,243円

カフェバー編
スタイリッシュで、とっぽいムード音楽として。

いま、カフェバーという言葉が持つ気恥ずかしさもすでに一周していると思いますが、どうなんでしょうか? 要するにお酒も飲めるカフェ、ということだと思いますが、単純な語意以外が持つムードはやはり80's。当時ニューウェービーな人たちがとっぽい格好で夜な夜な集うような場所、という認識です。ということで、日本産ニューウェーブを代表するバンド、PLASTICS。これは今、聴けば逆に新鮮な80'sですし、イラストレーター、デザイナー、スタイリストが集まって、というバンドの結成のいきさつがそのまま音楽を体現していると思います。これを部屋で大音量でピコピコとかけて、カクテルなんかを作って飲むときっとバック・トゥ・ザ・(80年代の人が考えていた)フューチャー感。08年復活を果たしました。

三木桃子/サービス業

三木桃子/サービス業

最近、ジョン・コルトレーンのCDを沢山もらったので聴いています。コルトレーンを始め、ジャズのCDはなんか軽い気がしてレコードで聴くべきだと長年思ってましたが、ハマっています。一日一枚聴いてます。新しい発見もあるし。ちなみに私はコーヒーが飲めません。

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