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PICK UP ~編集部のおすすめ~

おうちカルチャー

10.02.03

【COMIC】マンガであなたもコーヒー通!

お酒の次に好きなものはコーヒーなんです私...。そんなどうでもいいカミングアウトはいらんねん! というあなたも、朝起きて、仕事の休憩時間に、買い物の途中に...と気分転換に欠かせない一杯のコーヒー。今回はコーヒー好きのなれるほろ苦コミックスをご紹介します。

『珈琲どりーむ』全5巻 漫画/ひらまつおさむ 原作/花形玲(芳文社コミック)580円

読むだけでコーヒー博士になれる?

コーヒーを知るにはまず知識から! そんな方にオススメはコチラ。老舗茶屋の跡取り息子の主人公・茶輔はコーヒーが大好き。それは趣味の枠を越えコーヒーを淹れるだけでなく知識もプロ級。しかし茶輔の父親はコーヒーを悪魔の飲み物だといみ嫌っているため、彼がコーヒー好きだということも、ましてや彼女が近所の喫茶店の娘だなんて口が裂けても言えない! これはロミオとジュリエットばりの2人の恋を交えながら、コーヒーの淹れ方、焙煎方法、うんちくがわかるコーヒーコミック。毎話終わりごとにコーヒーのコラムがあったり、私達の知らないコーヒーの世界をわかりやすく紹介してくれます。コーヒーのことを知りたい方にはおすすめのコミック。これを読めばちょっとしたコーヒー博士になれますよ。

『珈琲時間』豊田徹也(講談社アフタヌーンKC)580円

コーヒーと人生の深~い味わいが詰まった短編集。

プロチェリストの女は路上で演奏後いつもの喫茶店に入る。席に着くといきなりイタリア人だという男に話しかけられた。日本語でペラペラとコーヒーのうんちくを話したと思ったら今度は、ホテルにカードを忘れ小銭がない、せめてあと一杯...とつぶやく。チェリストは男に一杯おごることに。男はイタリアでオーケストラのマネージャーをしていると言い出す。ウソがバレると実は建築家だと言い、またバレると今度は映画監督だと言いだす。その上5万円ほど貸してくれないかと言い出した。本当にイタリア人なの? と問いただすと、ミーティングがあると言って自分の伝票を押しつけその場から逃げてしまう。男はコーヒー5杯にミルフィーユ2つも食べていた。後日チェリストが街頭のテレビで見たのはあの男! 隣の友人は「モレッリ! 来日してたんだ。知ってる? モレッリってお母さん日本人なんだよね。でも日本語は話せないんだね」。このマンガ、作品の中にただコーヒーが存在するという短編集。お人よしの探偵、思春期の女の子と叔母、刑事と容疑者と刑事ロボット、銃口を向け合うある2人、離婚寸前の夫婦などなど、さまざまな人間模様の間にコーヒーがあるんです。ショートムービーを見るようにあなたもコーヒー片手に楽しんで。

(c)志村志保子 (c)集英社
『女の子の食卓 4』(りぼんマスコットコミッククッキー)410円

コーヒーを飲むと思い出す、ほろ苦い記憶。

これもコーヒーそのものに関するお話ではありませんが、「愛情がたっぷり、ごはんがすすむマンガ」で紹介した『女の子の食卓』。この4巻にもコーヒーが出てくるエピソードがあります。小学生時代「積極性に欠けています」と通知表に書かれていた女子大生の主人公は、今でも対人関係に積極的に踏み込めない。ある夜、突然バイト先の2つ上のフリーター西山さんから番号を教えたわけではないのに携帯に電話がかかってきた。そういえば休憩中、学生時代バックパッカーをしていた西山さんの話を聞いた。ベトナムに行って以来ベトナムコーヒーにはまった西山さんに、今度淹れてあげると言われたが、ただの口約束のはずだった。なのに西山さんは家にベトナムコーヒーを淹れにきた。突然やってきた西山さんに嫌悪感を抱く主人公。「ひいてるよね、ごめん! でも突然約束を思い出しちゃって」と言うと西山さんはコーヒーセットを置いたまま帰ってしまった。後日バイトに行くと西山さんは辞めていた。田舎に帰ったのだという。どうやら引越しの前日に来てくれたようだ。最後の夜に来てくれた、ひいてないって言えばよかった、もっと歓迎すればよかった、もしかしたら話だってあったかもしれない...。西山さんに電話をかける主人公。(「西山さんのベトナムコーヒー」より)
西山さんがなかなか踏み込めないでいた気持ちを取っ払ってくれたように、コーヒーがふたりの関係を近くしてくれるかも。

八木泉

八木泉(ジュンク堂書店千日前店)/漫画一筋、書店店員。

漫画一筋、書店店員。酒と漫画と男と女、それさえあれば生きていけます。昔は冬でもアイスコーヒーでしたが最近はホットコーヒーが多い。やっぱり歳には勝てないですな! [ジュンク堂書店千日前店]は相変わらずおもろいフェアと品揃えで皆さまをお待ちしております。

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