
10.07.07

内食化が広がる中、外飲みから自宅で楽しむ「家飲み派」がじわじわ増えている兆し。時間を気にせず、それぞれのペースで飲めるし、とてもくつろげるのが魅力的です。ビールのおいしい季節、さっそく家飲みを企画し始めるも悩みはやはりこれ...。友人を満足させるおつまみを出したい! しかも、手間をかけず簡単でおいしい料理がいい! ということで京都の和食店[ごはんや 蜃氣楼]料理長・松本昌樹さんに相談してみることに。夏野菜を使い、お酒もすすみ、おかずにもシメのごはんにもいける料理というわがままオーダー。松本さんも「和食ではダシを取るだけで時間がかかってしまうので、ダシを使わない料理がいいですね」と料理初心者でもカンタンに作れるレシピを試行錯誤。調理時間も短くおすすめの3品です。ぜひ、お試しあれ。
写真/大島拓也

刻んだミョウガ2本を濃口醤油に約20分漬けておく。
プチトマト、キュウリを小口に切り、大きめのスプーンですくった豆腐の上にたっぷり乗せ、漬けたミョウガを
醤油とともに掛ける。お好みでゴマ、刻んだ大葉を振りかける。

野菜や薬味はお好みの量で。ミョウガ醤油は冷蔵庫で一晩おくとさらに、ミョウガの香りが醤油にも移り、風味がよくなります。サラダにもお造り醤油としてもぴったりです。

鶏肉を一口サイズ、万願寺唐辛子も同様に切り、サラダ油と砂糖で炒める。
塩コショウをして鶏肉に火が通ったら、合わせておいた濃口醤油・みりん・酒を加え、さっと炒める。

鶏肉は早く火が通るように、そぎ切りに。万願寺唐辛子がない場合は、ピーマンなどで代用可です。夏のおつまみにはピーマンよりも辛みのあるシシトウもおすすめ。七味唐辛子をかけてもおいしいですよ。

サラダ油をひきサイコロ状に切った賀茂ナスと牛肉ミンチを炒める。
塩コショウを加え、火が通ったところで市販の田楽みそで炒めて刻んだネギを乗せて完成。

温かいごはんに合うのはもちろん、レタスに包んでもよし、巻き寿司ならぬ、巻き飯(温かいご飯を海苔で巻く)にするのも◎。市販の田楽みそを使用するのが便利ですが、赤みそ50g、濃口醤油・みりん・酒・砂糖を各大さじ1、白ゴマ(粒のままで可)を合わせれば"簡単田楽みそ"のできあがりです。
冷奴は、ミョウガと大葉の香りがさっぱり。キュウリのシャキシャキとした食感がアクセントになりいくらでも食べられそう。ビールといえば濃いめの味が合うイメージですが、万願寺唐辛子のさっと炒めのあっさりの味付けもいけます! 夏バテ気味のこの季節に食べやすいし、冷めてもちょうど良く具に味がなじんで、翌日もおいしくいただきました。賀茂ナス田楽はレタスに包むのがお気に入り。お酒大好きな人にはもちろん、苦手な方にはガッツリごはんとして食べられるうれしい3品。調理時間はそれぞれ約15分とあっという間! 材料を一口サイズや小さめに切り揃え、調理することで火の通りも早くなります。どれもフライパン1つで簡単にできました。冷えたビールとこのアテがあれば、みんなが集まる日もぐんと楽しめそうです。

町家を改装し、花街・宮川町によく馴染む店構えゆえ、一見、敷居が高そうだが日常遣いできるカジュアルな和食店。オーナー自らが作る新鮮野菜を松本さんが絶品おばんざいに。リピーターも多く、お昼の「日替り気分」1,000円はひと皿で数種類のおばんざいが楽しめ、「自家製ちりめん山椒」500円や「京芋のからあげ」650円と夜の単品料理も豊富でお酒もすすみます! 2010年の6月で7周年。
京都市東山区宮川筋6-361-2
TEL 075-541-0706 11:30~15:00(14:30LO)、17:30~24:00(23:00LO)
http://www.mrmd.co.jp/shinkiro/
![ごはんや 蜃気楼[京都・宮川町]](/pickup/enjoyliving/no030/img/pic0009.jpg)