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PICK UP ~編集部のおすすめ~

くらしのしお

13.01.30

「フィンランドのくらしとデザイン」1 ~日常生活をおくる中で大切にしたいこと~

「フィンランドのくらしとデザイン」1
~日常生活をおくる中で大切にしたいこと~

梅の花のつぼみがほころぶニュースを聞いて、少し早い春を感じました。
私たち人間より、動植物の方が敏感に季節を感じ取っているようですね。

さて今回は、3月10日まで兵庫県立美術館で開催されている
「フィンランドのくらしとデザイン~ムーミンが住む森の生活」展を観に行ってきたので、
そのレポートをお伝えします。
中身が全部伝わらないように(笑)、かつ「ぜひ行ってみたい!」と思えるようにお伝えします!

【北欧デザインへのあこがれ】
今回の展覧会は、フィンランドの民族的、文化的な根っこの部分から、現代のデザインまでの創造的な観点まで包括的に扱っています。作品点数が350点もあり、日本初公開の作品が含まれた、フィンランドデザインの展覧会の中では、大規模なものです。

2012年4月からの青森をはじめに、宇都宮、静岡、長崎、そして最終会場が兵庫です。

フィンランドといえば、マリメッコ、ムーミン、アアルト・・・などがあげられますが、
私たちの生活する中で「洗練されたデザイン」というイメージも強いと思います。

「その漠然とした理由は何だろう」を、明らかにしたいと思い、県立美術館に足を運びました。

【県立美術館と私】
着いた最寄り駅は、私の地元。
生まれも育ちも、神戸市灘区の私は古巣に帰ってきたように、胸を弾ませていました。
阪神岩屋駅の改札口を出ると、初めて見る看板が。。。

「ミュージアムロード」と書いてあります。

兵庫県立美術館とその周辺は、様々な文化施設が集積していて、緑も多く、
散歩するのもとても気持ちがいいんです。

県立美術館から北へ徒歩20分ほどにある旧県立美術館は、「原田の森ギャラリー」として、平成14年(2002年)に生まれ変わりました。県立新美術館の分館として、情報収集や交流の場となるサロン等や貸しギャラリーがあります。
この「原田の森ギャラリー」は、建築家 村野藤吾氏の設計で、存在感のある建物です。
18年前の阪神淡路大震災の時は、この建物に施された免震構造により、
内部に飾られた立体彫刻等の作品は守られました。
展示スペースに誘導していくスロープは、来館者のわくわくさせる気持ちをより高めます。

■原田の森ギャラリー
http://hyogo-arts.or.jp/harada/

・・・と、脱線してしまいました。とても大好きな建物だったので、つい。。。

【展示室に入るまで~美術館の楽しみ方~】
阪神岩屋駅から、南に一直線。国道2号線を渡ると見えてきました。
建築家 安藤忠雄氏設計の県立美術館は、海にも山にも向かっていく建物です。
ふとよく見ると、屋上に変なモノが。(写真中央・屋上)

カラフルなカエルがこちらを見ています!
後でわかったのですが、フィンランド展にあわせて、オランダ人のアーティストの作品が飾られているとききました。

HAT神戸のデッキを歩けばすぐ美術館に着きます。
展覧会でのお楽しみの一つ、「ウェルカムボード」。
ギャラリーや美術館の入り口には、展示会の企画の顔となるポスターやオブジェが飾られます。
これを見ると、よりワクワク感が高まります。
私はいつもこのサインを見ることで、今回の展示会の企画内容やPR度の善し悪しがわかります。

中庭に置かれたサインボックス。フィンランドの有名な画家の絵とスケッチ。
タイトル横には、かわいいムーミン一家のイラスト入り。

サインボックスの反対側は、北欧デザインを代表する家具と食器。

チケット売場からすぐのところにあるサイン。3階会場へ誘導します。

3階の展示室入り口。タペストリーのモチーフは、フィンランド出身のデザイナーがデザインした、フィンランドの自然を抽象的に表現したもので、今回の展覧会実行委員会のイメージビジュアルとして使われています。

ちなみに、これ以降はカメラ禁止エリアになるため、写真はここまで。

いかがでしょうか。最近の展覧会では、こういった、
「展示室に入るまでの誘導デザイン」がとても考えられています。

昨年、中之島にある国立国際美術館で開催された「草間弥生」展では、
屋外にオブジェがたくさん並んでいました。
屋内の展示室で展示されている作品(オブジェ)は触ってはいけませんが、
屋外やその他OKが出ている場所では触り放題(笑)です。

展示室までのアプローチは作者の気持ちや作品の素晴らしさを身近に感じる空間でもあります。
美術館では来館者を楽しませる様々な工夫がありますので、

次回美術館等を訪れたときは、少し気を留めてみるのはいかがでしょうか?

【展覧会に行く前にチェック!】
今回はここまで。まるで寸留めですね。ごめんなさい。お楽しみは次回に持ち越しです。
次回は、展覧会の感想を中心に書きたいと思います。

展覧会に行く前に少し予備知識を入れておくと、会場では
「お~!なるほど!」
と理解と感動が増えると思います。
ぜひチェックしてみてください。
会期は、3月10日(日)まで。

フィンランドのくらしとデザイン

ムーミンが住む森の生活
日程:2013年1月10日(木)-3月10日(日)
会場:神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1番1号
TEL 078-262-0901
URL:http://www.artm.pref.hyogo.jp/

入場料
一般:1300円(1100円) 大学生:900円(700円) 高校生・65歳以上:650円(550円) 中学生以下無料 ()内は20名以上の団体料金
※障害のある方と介護の方(1名)は各当日料金の半額(65歳以上除く)
※割引を受けられる方は、証明できるものをご持参ください。
※コレクション展の観覧には別途観覧料金が必要(本展とあわせて観覧される場合は割引あり)

■兵庫県立美術館 公式サイト
http://www.artm.pref.hyogo.jp/
→アクセス情報のほか、お得な相互割引の案内も掲載されています。

■フィンランドのくらしとデザイン展 公式サイト
http://www.finland-design.com/
→「展覧会の紹介」ページでは、見どころがわかりやすく掲載されています。ぜひチェック!
→フィンランド関連のお店がリンクで紹介されていますので、あわせて行ってみたいですね。
→関連企画が充実しています。学芸員による解説会のほか、子ども向けのワークショップ、音楽コンサート等もあります。内容と日時を確認してから行くのもGOOD!

くらしおデザイン室ホームページ

http://kazuyo3.jimdo.com/
上記のサイトの「お問合わせ」から、タイトルを「住まいの相談」と明記し、お送り下さい。
お送りいただいた内容で多かった内容は、この連載でお答えします。
また、個人的な質問については、メール等でお答えいたします。

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  • リビングライフラボ
about
山本和代: 住宅建築、グラフィックデザイン等を手がけながら1児の母として、家事、子育てと奮闘しています。
気さくで、おおらかな性格。小さなことから小さな幸せを見つけるのが好きで、毎日を楽しく過ごしています。

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